ダイキン工業(大阪市)は「エアコンの節電に関する実態調査」を実施した。20〜50代の男女に、夏場にエアコンを使う際、節電になると思うものを聞いたところ「空気清浄機や扇風機、サーキュレーターをエアコンとセットで使う」(56.9%)と答えた人が最も多かった。
次いで「室内機のフィルターを定期的に掃除する」(47.1%)、「すだれや遮熱フォルムなどで窓から熱が入ってこないようにする」(39.4%)だった。
多くの人が効果的な節電方法を選んだ一方で、逆効果になりかねない方法を選んだ割合は59.2%。誤解のある節電方法として最も多かったのは「風量はできるだけ『弱』で使う」(26.5%)、次いで「室外機全体をカバーなどで覆い、直射日光が当たらないようにする」(22.9%)、「少しの時間でも使わないときは、こまめにスイッチを切る」(19.0%)だった。
この結果を受け、同社は「電気代高騰と熱中症リスクの狭間で、効果的な節電情報の必要性が増しているにもかかわらず、エアコンの仕組みがあまり知られていないことが、このような誤解を生んでいるのではないか」とコメントした。
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