12年ぶりに発生した米国債の格下げが、世界経済に大きな影響を及ぼし、株価急落を招いた。日経平均株価は3万3146円の高値から1000円以上の下落となる3万1961円近辺で推移しており、下げ止まりの気配はいまだ見えない。
世界で最も安全な国債として今まで一度もデフォルト(債務不履行)になったことがない米国債。しかし近年の米国市場は、銀行破綻や債務上限問題の再燃といった懸念事項が相次いで発生し、投資家の不安も高まっていた。
そんな現状を踏まえてか、8月1日に大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは米国の外貨建て長期債の格付けを「AAA」から「AA+」に一段階引き下げた。この格下げ、日本にも大きな影響を及ぼすと考えられる。
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