広告・ゲーム・メディア事業の三本柱で知られる成長企業、サイバーエージェントの業績に大きなブレーキがかかった。最新の決算では『ウマ娘 プリティーダービー』におけるブームの頭打ちが鮮明になってきた。
同タイトルは大胆なリリース日程の延期と、その懸念を大きく跳ね返す高いクオリティーが話題を呼んで爆発的なヒットタイトルとなり、同社の業績をけん引した。
推定200億円といわれた2022年ワールドカップの放送権料の買い取りについても、ウマ娘のようなゲーム事業における収穫がなければ、大胆な先行投資に踏み切ることは難しかったのかもしれない。しかし、26日に発表された23年9月期第3四半期決算は、そんな花形ポジションのゲーム事業の減速が響き、市場内外からの厳しい評価にさらされている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング