SalesNow(東京都渋谷区)は、日本全国500万社以上の企業情報を網羅したデータベース「SalesNow DB」を使って、「全業界平均年収ランキングTOP10」を発表した。平均年収が最も高かったのは「M&Aキャピタルパートナーズ」(3161万円)で、3000万円を超えた。
独立系M&Aアドバイザリーなどを手掛ける「M&Aキャピタルパートナーズ」は、専門コンサルタントによる専任担当制を掲げている。子会社には日本のM&A業のレコフやレコフデータ、企業再生を手掛けるみらいエフピーがあり、グループシナジーを効かせてさまざまな案件を扱っている。
2位にランクインしたのは、自動制御機器(PLCと周辺機器)や情報機器などを扱っている「キーエンス」(2182万円)だった。世界44カ国・200拠点で事業を展開しており、海外売り上げ比率は50%を超えている。
「2021年の国内企業の時価総額ランキングでは、トヨタ、ソニーグループ、次いで国内3位になるなど、日本を代表する優良企業としてマスコミでも登場することが多い」(SalesNow)
3位にランクインしたのは「マクニカホールディングス」(1873万円)。15年4月1日に半導体商社のマクニカと富士エレクトロニクスの共同株式移転により設立された企業で、23年3月期の売上高は1兆292億円。国内最大手の半導体商社となっている。
4位は「ヒューリック」(1803万円)、以下「地主」(1694万円)、「光通信」(1682万円)、「ショーボンドホールディングス」(1605万円)、「伊藤忠商事」(1579万円)、「三菱商事」(1558万円)、「三井物産」(1549万円)という結果になった。
調査期間は22年6月〜23年6月。
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