22年5月には「キラキラドンキ ダイバーシティ東京 プラザ店」(東京都江東区)がオープンした。
東京の代表的な観光地「お台場」の商業施設内で営業しており、ターゲットはZ世代としている。10〜20代の従業員の意見を取り入れ、SNSで話題のアイテムや最新のトレンドを商品構成に反映させているのが特徴だ。
キラキラドンキには、これまで出店してきたコスメドンキやお菓子ドンキの知見も反映している。例えば、コスメドンキで人気のあった韓国・中国系のアジアンコスメを豊富にそろえている。また、お菓子ドンキでZ世代から支持されていた菓子、SNS映えするグミやキャンディーなども強化している。
店内厨房でワッフルを1枚ずつ手作りしている。注文を受けてからチョコレートやバナナなどをトッピング。「美酢」の入ったキラキラドンキ特製ドリンクも用意している。売り場面積は287平米だ。
なお、キラキラドンキの2店舗目となる「キラキラドンキ 近鉄パッセ店」(名古屋市)が23年6月にオープンしている。
23年4月、福岡県北九州市に「HAPPYドンキ サニーサイドモール小倉店」が誕生した。
既存のドンキは商品カテゴリーごとに売り場が分かれているが、HAPPYドンキは「H(ヘルス)」「A(アミューズメント)」「P(プリティ)」「P(ポジティブ)」「Y(ヤミー、おいしい)」というゾーンで分けている。
ヘルスのゾーンでは、サプリメント、トレーニング器具、睡眠快適グッズなど、健康をサポートする商品を取り扱う。アミューズメントのゾーンは、キャラグッズ、映え菓子・駄菓子、スマホパーツといった娯楽性の高い商品をそろえている。プリティゾーンは、美容家電、化粧品、サロン専売品といった「きれい・かわいい」をかなえる商品を扱う。ポジティブゾーンは、日用消耗品、生活家電、カー用品など、前向きな生活をサポートする商品がある。ヤミーゾーンは、加工食品や調味料だけでなく、調理家電などを陳列している点が特徴だ。
同じ靴下でも、アミューズメントゾーンにあるのはキャラクター商品で、ポジティブゾーンでは機能性のある靴下を置くといったような工夫をしている。売り場面積は772平米だ。
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