座りながら電車通勤できる可能性が高い始発駅。新宿通勤者にとっての始発駅で、最も家賃相場が安いのはJR中央線「高尾」(5万円)であることが、LIFULL(東京都千代田区)の調査で分かった。
高尾は、新宿まで電車で約50分。多くの観光客が訪れる高尾山近くの駅としても知られる一方、駅近くに4万9000平方メートルの大型ショッピングセンター「イーアス高尾」があり、自然豊かな環境と利便性が両立している。
次いで小田急多摩線「唐木田」(5万1000円)、西武拝島線「拝島」(5万1500円)が続いた。
東京通勤者にとっての始発駅で、最も家賃相場が安いのはJR京葉線「蘇我」(6万500円)。駅周辺には大型ショッピングセンターやスーパー、コンビニなどもあり、生活利便性が高い街。
次いでJR京浜東北・根岸線「磯子」(6万2000円)、JR総武本線「津田沼」(6万4000円)が続いた。
渋谷通勤者にとっての始発駅で、最も家賃相場が安いのは東京メトロ副都心線「小手指」(5万3000円)。1970年の駅開設後に整備された比較的歴史の新しいベッドタウン。閑静な住宅街でありながら、駅周辺には商業施設も充実している。
次いで東急田園都市線「中央林間」(6万1800円)、東京メトロ副都心線「和光市」(6万7250円)が続いた。
池袋通勤者にとっての始発駅で、最も家賃相場が安いのは西武池袋線「小手指」と「飯能」(いずれも5万3000円)。次いでJR埼京線「指扇」(5万6000円)だった。
対象駅は「乗り換えなし」「乗車時間1時間以内」「始発電車が平日午前9時までに5本以上ある」駅。対象物件はLIFULL HOME'Sに掲載された築40年以内、駅徒歩20分以内、専有面積15〜40平方メートルの賃貸物件。抽出期間は2022年7月〜23年6月。
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