採用に「AIを活用したい」 人事担当の5割 どんな業務に使う?

» 2023年08月29日 11時20分 公開
[ITmedia]

Digital Business Days -SaaS EXPO- 2023 Summer開催中!

【開催期間】2023年8月22日(火)〜9月10日(日)

【視聴】無料

【視聴方法】こちらより登録

【本記事読者へのおすすめ講演】

「ChatGPT」が変える“ビジネスの未来”

ChatGPTはビジネスをどこまで変えるのか――AI研究の第一人者・松尾豊氏(東京大学)と、ChatGPT活用術の発信で話題の深津貴之氏(THE GUILD)が語る。

 AIの業務活用を実施・検討する企業が増えている。実際に企業の採用担当者は、AI活用に対してどれほど意欲があるのか。HR Techサービスを提供するThinkings(東京都中央区)が調査した。

photo (提供:ゲッティイメージズ)

 採用活動にAIを「活用したい」は50.5%、「やや活用したい」は31.0%と合わせて8割以上が活用に意欲を見せた。具体的に活用したい場面は「適性検査」が43.5%、「書類選考」は36.0%と、選考フローの中でも特に応募数が多い場面における活用を望む人が多かった。また、「求人票の作成」(36.5%)など生成AIの活用を考える人もいた。

photo
photo

 採用活動にAIを活用する理由で最も多かったのは「業務効率化」(47.5%)だった。以降は「コスト削減」(39.5%)、「マッチング精度の向上」(36.0%)と続き、同社は「業務改善の側面だけでなく採用活動の質を上げることにも、AIへの期待が高まっている」と分析した。

photo

 採用活動にAIを「活用したことがある」とする回答は56.5%。経験者が実際に活用した場面で最も多いのは「適性検査」(31.9%)、次に「採用の企画」(29.2%)だった。

photo
photo

 調査は7月、企業や組織の採用担当者200人を対象にインターネットで実施した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.