「立川高島屋S.C.」リニューアル、大型エンタメ施設など16店舗が出店11月14日

» 2023年10月11日 07時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 高島屋の連結子会社である東神開発(東京都世田谷区)は11月14日、「立川高島屋S.C.」をリニューアルオープンする。

 全館専門店化を図り、新たに16店舗が出店。立川駅前エリア最大規模の体験型エンターテインメント施設を導入するほか、貸し農園やイベントスペースで構成する屋上を一般開放する。買い物に加え、地域住民の「暮らしの場」として、地域社会との共生などを図っていくという。

「立川高島屋S.C.」リニューアルイメージ(出典:プレスリリース、以下同)

 本リニューアルのコンセプトは「“立川暮らし”の場」。日常的に使う専門店を誘致することで地域住民の生活必需品ニーズに応えるとともに、体験型施設やイベント、趣味嗜好(しこう)の集いの場など、さまざまな新規コンテンツを導入する。

 建物は地下1階、地上10階建てとなり、そのうち11月のリニューアルでは地下1階、地上1、3、10階が新規オープンする。

フロア構成

 地下1階には大型スーパーマーケット「オーケー 立川高島屋S.C.店」や食物販店舗が出店。とろとろ食感の「とろけるわらび餅」や「飲むわらび餅」ドリンクが人気の「甘味処さびと」が立川市内初出店するほか、サンドイッチの「SUBWAY」もオープンする。

新たに地下1階に向かうエスカレーターを設置

 1階には生活雑貨に加え、「シャトレーゼ」が出店。今冬には、寿司チェーンの「はま寿司」もオープン予定としている。

 3階はバンダイナムコアミューズメントによる体験型エンターテインメントフロアとなり、「namco」「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」「一番くじ公式ショップ」がオープン。約800坪の店内に最新のアミューズメント景品やさまざまなキャラクター商品がそろう。

体験型エンターテインメントフロアイメージ

 10階の屋上では、貸し農園「シェア畑garden」やフリースペース「おにわ -oniwa-」を展開。地域の活性化にもつながる開放的な空間を提供するとしている。

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