旅行にどんな要素があると、子どもは喜ぶのか。地域特化型ランキングサイトを運営するホワイトループ(東京都渋谷区)が子どもを持つ人に調査したところ、幼稚園児の人気1位は「アトラクション」(22%)、小学生は「水遊び」(低学年・高学年ともに24%)だった。
ランキング上位には、年齢を問わず「アトラクション」や「水遊び」が圧倒的な支持を得て並んだ。「息子は乗りものが好きなので、アトラクションなど乗りものがあるところだと喜んでくれた」「水遊び系があると子どもたちが間違いなく楽しんでくれるから、必ず入れるようにしている」などの声が聞かれた。
「普段の生活で接することができないアトラクションがあると子どもが楽しめる」「日常とは離れた過ごし方ができることが大事だと思う」などの意見もあり、子ども目線で日常とは違う遊びであることがポイントのようだ。大人の旅行では人気の「食」「景色」「季節のイベント」といった要素はトップ5に入らなかった。
性別で見ると、男の子・幼稚園児の1位は「アトラクション」(23%)。以下は「水遊び」(17%)、「動物」(15%)が続いた。男の子・小学生では低学年・高学年ともにトップ3は同じ顔ぶれに。1位は「水遊び」(低学年・高学年ともに27%)、2位が「アトラクション」(低学年18%、高学年20%)、3位は「野外・自然」(同13%、11%)がランクインした。
男の子は何かを見たり聞いたりするよりも、自分の身体を動かして何かできると旅行を楽しいと感じる傾向があるようだ。幼稚園児に人気の「動物」(3位、15%)や「キャラクター」(4位、14%)は、年齢が高まるとともに人気度が下がった。
女の子のランキングでは、幼稚園児の1位は「アトラクション」(22%)。2位以下は「キャラクター」(21%)、「動物」(18%)だった。小学生の1位は低学年・高学年ともに「水遊び」(低学年19%、高学年22%)。低学年の2位以下は「動物」(18%)、「キャラクター」(15%)だった。高学年では「アトラクション」(16%)、「動物」(13%)となった。
調査は幼稚園〜小学生の子どもがいる家庭を対象にインターネットで実施。期間は8月16〜20日で、有効回答数は395人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング