職場の上司や部下に対して、コミュニケーションが取りにくいと感じた経験はあるだろうか。ハイブリッドワークをサポートするWebアプリ「ワカチエ」を提供するソノリテ(東京都千代田区)は、20〜60代の管理職1013人を対象に「部下に対するコミュニケーションの悩み」に関する調査を実施した。管理職が部下とコミュニケーションが取りづらいと感じる理由とは――。
「部下とうまくコミュニケーションが取れている」と感じている管理職は全体の75.6%。残りの2割以上が「うまくコミュニケーションが取れていない」と回答した。
「コミュニケーションを取りにくいと感じる年代」について尋ねたところ「20代前半」(27.8%)が最も多く挙がった。次いで「20代後半」(22.6%)、「30代前半」(14.5%)と続いた。
「コミュニケーションを取りにくいと感じる要因」トップは「世代差が大きく会話がかみ合わないため」(34.7%)だった。2位に「共通の話題がないから」(30.2%)、3位に「部下から話しかけてくることがないから」(21.4%)と続いた。
コミュニケーション不足によるトラブルも発生しており、回答者からは「仕事の途中経過の報告がなく、ミスが見つかったときには修復が難しいほど大きなものになっていた」(30代女性/神奈川県)、「叱ったつもりはないのに相手はパワハラと感じ通報された」(60代男性/東京都)などの声も挙がった。
社員間のコミュニケーションを取りやすくするために、企業全体で取り組んでいることでは「ミーティングスペースを設けている」(38.5%)が最も多かった。
その他「定期的に1on1ミーティングを実施している」(34.8%)、「コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)」(34.6%)などの取り組みも多く挙がった。
調査は、10月3〜5日にインターネットで行った。
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