お歳暮商戦が本格スタート 三越の目玉商品は“大人”の食事(1/2 ページ)

» 2023年11月01日 16時43分 公開
[産経新聞]
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 今年も残り2カ月となり、お歳暮商戦が本格化した。日本橋三越本店(東京都中央区)では1日、お歳暮を受け付けるギフトセンターを開設。今年創業350周年を迎えた三越の目玉商品は、1万円を超える「“大人”のお子さまランチ」だ。お歳暮の平均単価が3000〜5000円の中で強気の価格設定だが、10月10日に始まったネットの先行予約では、既に約40件の受注があったという。

三越伊勢丹がお歳暮商品として初めて用意した「大人のお子さまランチ」のサンプル=1日、東京都中央区(西村利也撮影)

大人の味にアレンジ

 用意したのは洋食と和食の2種類。洋の「三越伊勢丹オリジナル大人のお子さまランチセット」(2人前、1万800円)はお子さまランチ定番のオムライスにハンバーグ、エビフライを大人向けにグレードアップ。オムライスはポルチーニ入りのデミグラスソースで楽しめ、松阪牛100%のハンバーグは黒トリュフソースを添えた。

 また、副菜の温野菜は特製のバーニャカウダソースで味を引き立てており「それぞれの食材をソースの味で食べ比べて楽しめる」(担当者)という。お子さまランチに欠かせない旗も、三越のロゴが入ったものが同封される。

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