子供はゲームが大好き。ゲームのことなら何でも知りたい。「子供の意欲に応えたい」と、編集者。わが子との会話から、ひらめいた。
宝島社(東京都千代田区)の「学べるゲーム本」シリーズ。「マインクラフト」(マイクラ)や「桃太郎電鉄」(桃鉄)と、人気ゲームの世界観そのままに、学びの要素を取り入れたゲーム本だ。ゲーム画面がふんだんに紹介されている。「シリーズ14冊で45万部と好調」と、書籍局第3編集部編集長、九内(くない)俊彦さんは言う。
きっかけは、九内さんが小学2年生(当時)の息子と桃鉄をやっていたとき。桃鉄は各地の物件を入手しながら、日本一の社長を目指すゲーム。1988年にリリースされ、累計販売本数400万本を突破している。例えば岩手県の盛岡駅にはわんこそば屋があるなど、プレーしているうちに特産品や地理などを覚えることができる。
桃鉄のプレー中、「パパ、おっきりこみって何?」と息子から質問があった。
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