宅配ピザチェーン大手の「ドミノ・ピザ ジャパン」(東京)は16日、周囲の住環境や騒音・振動に配慮した宅配用の電動アシスト自転車「フューチャーバイク」の記者発表会を東京都内で開いた。
フューチャーバイク後部のピザを収容する「ピザポッド」は、配達中も68度の高温を保持し、鮮度を保つように配慮した。また、段差などの衝撃を67%削減するサスペンションも採用し、「手作りされた時と同じ状態でのお届けが可能」(同社)になったという。
この日は国内最大級のEVバイクサーキット「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」(東京都江東区)でフューチャーバイクのデモンストレーション走行も行われた。
実用化はいまのところ未定だが、発表会に出席した同社のムリナル・シンハ最高マーケティング責任者(CMO)は「(フューチャーバイクは)ピザを最高の形で届けられると思っている。近隣の方にとって、より良いパートナーでありたい」と語った。
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