大日本印刷などが運営するハイブリッド書店サービス「honto」は、hontoサイトとhontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂の販売情報をもとに「8地域別 本の購買状況調査」を実施した。
その結果、一人当たりの購入冊数・金額が最も多い地域は「近畿」、各地域共通で最も売れているジャンルは「コミック」であることが分かった。
全国47都道府県を8地域に分け、一人当たりにおける本(紙・電子書籍)の購買冊数と金額の割合を算出した。地域別に構成比を比較してみると、人口一人当たりの購買冊数・金額が最も多いのは「近畿」で、「関東」「沖縄」が続いた。
地域別に購買冊数の多いジャンルを見てみたところ、1位は「コミック」、2位は「文庫」と各地域共通の結果となった。他に共通するジャンルを見てみると「暮らし・実用」と、「ボーイズラブ」がいずれも5位以内にランクインする結果となった。
「教育・学習参考書」ジャンルの購買ランキングでは、全ての地域で『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』(著者:小杉拓也)が1位となった。
コミックでは関東が『呪術廻戦(22)桜島結界−転生−』、それ以外の地域では『SPY×FAMILY(10)』が1位を獲得している。文庫では沖縄のみ『首里の馬』が1位を獲得し、それ以外の地域では『傲慢と善良』が1位だった。
調査は2022年9月1日〜23年8月31日の期間で、hontoサイトとhontoサービス実施店の丸善、ジュンク堂書店、文教堂などで購入された書籍や電子書籍の販売データをもとに各ジャンルの購買冊数を集計した。
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