歴史公園内に「体験型複合リゾート」誕生 スノーピークが運営

» 2023年11月22日 09時53分 公開
[堀内ひろITmedia]

 スノーピーク(新潟県三条市)は、佐賀県立吉野ヶ里歴史公園に同社直営の体験型複合リゾートを開業する。佐賀県立吉野ヶ里歴史公園官民連携推進事業によるもので、2025年にオープンする。

体験型複合リゾートのイメージ図(出所:スノーピーク)

 県立吉野ヶ里歴史公園は、佐賀県東部の吉野ヶ里町と神埼市にまたがり、筑紫山地の一部である脊振(せふり)山系の山々に囲まれた自然豊かな場所に位置。吉野ヶ里遺跡の保存と、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、弥生時代を体感できる場を創出し、国内外への情報発信の拠点とすることを目的に作られた。01年から一部が開園し、観光客や地元の人々が年間70万人ほど訪れている。

 今回、開業する体験型複合リゾートは、県が管理する公園の一部を再整備し開業するもの。スノーピークの直営キャンプフィールドに加え、テントなどのキャンプギアからアパレルまで取りそろえた直営ストア、飲食施設や宿泊施設などもオープンする予定だという。

キャンプイメージ(出所:スノーピーク公式Instagram、以下同)

 スノーピークは「歴史公園にキャンプフィールドが誕生するのは日本初。これまでつちかってきたアウトドアの知見とデザイン力を生かし、これまで以上に地域の交流や観光を促進していく拠点となるよう努め、さらなる魅力向上に寄与していく」とコメントしている。

食事のイメージ

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