離婚後のマイホーム 「引き続き住む」or「売る」、多数派はどちら？

[季原ゆう，ITmedia]

　離婚したら、マイホームをどうする人が多いのか。AlbaLink（東京都江東区）が運営する訳あり物件買取ナビが調査したところ、最も回答率が高かったのは「夫や妻が住む」（58.4％）だった。「売る」と回答した人は37.8％だった。

離婚後のマイホーム、どうする人が多いのか

離婚したらマイホームをどうするか（出所：プレスリリース、以下同）

　離婚後にマイホームを売るとした人が、最も多く回答した理由の1位は「心機一転したい」。59人が回答した。回答した人からは「夫婦生活を思い出してしまうので、リセットするために売る」（30代男性）、「一緒に住んでいた思い出から離れたいから」（50代女性）などの声が寄せられた。

離婚したらマイホームを売る理由

　2位は「1人には広すぎる」（31人）。「離婚したら一軒家はいらないと思う」（40代女性）、「離婚すれば部屋数が少なくて済むので、売って小さい家に引っ越す」（60代以上男性）などのコメントがあった。

　3位の「財産分与しやすい」（29人）に対しては「共有の財産なので、平等に分けるために売る」（40代女性）、「現金化したほうが財産分与しやすいから」（30代男性）などの声があった。

　4位は「マイホームの維持が大変」（21人）、5位は同率で「住宅ローンを整理できる」「他に住まいの当てがある」（18人）が続いた。

　離婚してもマイホームに住み続ける人の理由では「子どものため」（67人）、「気に入っているから」（45人）、「もったいないから」（33人）がトップ3にランクインした。男女別に見ると、女性は「子どものため」と回答した人が圧倒的に多かったのに対し、男性は「気に入っているから」と答えた人がトップだった。

離婚してもマイホームに住み続ける理由

離婚してもマイホームに住み続ける理由（男女別）

　マイホームを持つ既婚男女500人を対象に、インターネットで調査した。期間は10月24〜31日。