今や国内における所有率は96%を超えるスマートフォン(NTTドコモ モバイル社会研究所調べ)だが、iPhoneとAndroidでは、どちらの方が利用率が高いのか。モバイル専門のマーケティングリサーチ機関、MMD研究所がスマートフォンOSシェア調査を実施した。
メインで利用しているスマホのOSについて「iPhone」が50.0%、「Android」が49.7%と僅差で続いた。
年代別で見ると「iPhone」の利用率は10代女性が最も高く84.9%、20代女性が81.9%、10代男性が78.8%と続いた。「Android」の利用率は60代男性が最も高く62.4%、60代女性が60.9%、50代男性が60.7%と続いた。
契約している通信サービス別に見ると、「iPhone」は「オンライン専用プラン」が最多で61.9%、「キャリアサブブランド」が55.7%で続いた。「Android」は自社で回線を持つ会社から、ネットワークを借りてサービスを提供している事業者である「MVNO」が最も多く63.0%に上った。
メインで利用している端末のシリーズを聞いたところ、iPhoneユーザーは「iPhone SE」が最も多く22.6%となった。「iPhone 13」(17.6%)、「iPhone 12」(16.8%)と続いた。Androidユーザーは「AQUOS」が最も多く28.0%、「Xperia」(21.2%)、「Galaxy」(14.1%)と続いた。
次回購入したいスマホ端末のシリーズについて、iPhoneユーザーは「iPhone 15」が最も多く53.1%を占めた。「iPhone SE」(19.6%)、「iPhone 14」(9.8%)と続いた。Androidユーザーは「Xperia」が最も多く27.1%。以降は「AQUOS」(26.7%)、「Galaxy」(13.0%)となった。
調査は9月22〜27日にインターネットで実施。18〜69歳の男女4万人から回答を得た。
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