JR中央線で中古マンション価格相場が安い駅 3位「豊田駅」、2位「日野駅」、1位は?

» 2023年12月04日 12時00分 公開

 JR中央線沿線で、中古マンションの価格相場が安い駅はどこか。暮らしのニュースサイト「SUUMO(スーモ)ジャーナル」を運営するリクルートによると、カップル・ファミリー向け物件の1位は「西八王子駅」(八王子市)で、価格相場は2824万5000円だった。

【訂正:2023年12月6日0時34分 初出で中央線のイメージ画像に誤りがあったため訂正しました。】

photo リクルートは「JR中央線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2023年版」を発表(画像はイメージ、提供:写真AC)

 1位の西八王子駅は、東京都の八王子市に位置。市の中心地である八王子駅から1駅でアクセスできる。駅周辺は北側、南側ともにスーパーやドラッグストア、チェーン系の飲食店が複数あるほか、車で15分ほどの場所にも商業施設が2025年春に開業予定だ。

 また、通勤時間帯の午前7〜8時台はJR中央線快速が10分未満の間隔で運行されており、新宿駅まで約56分、東京駅まで約1時間11分で行くことができる。

photo JR中央線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2023年版(出所:プレスリリース)

 2位にランクインしたのは日野市の中心部にある、「日野駅」(同2980万円)だった。駅周辺には市役所や市立図書館、公園、トレーニングジムを備えた複合施設など市の施設が点在する。新選組の副長である土方歳三の出身地としても知られ、駅から徒歩15分圏内には新選組にまつわる歴史館や、新選組の隊員たちが稽古に励んだ剣術道場があった甲州街道日野宿本陣の建物もある。

 3位は、西八王子駅と日野駅の間に位置する「豊田(とよだ)駅」(同3930万円)が獲得。日野市に位置し、駅の南側では街の再整備が進行中で、北側にはショッピングモールがある。東京方面行きのJR中央線快速は同駅始発の便もあり、新宿駅まで50分弱、東京駅までは約1時間でアクセス可能だ。

photo 西八王子駅(画像はイメージ、提供:写真AC)

 4位以降は「八王子駅」(八王子市)で3950万円、5位は「国立駅」(国立市)で4480万円と続いた。

 調査は4〜9月、SUUMOに掲載されている中央線沿線の駅(掲載物件が20件以上ある駅に限る)を対象に実施した。対象物件の条件は駅徒歩15分圏内に加え、物件価格相場3億円以下で築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ、かつ専有面積が50平米以上80平米未満。

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