「東急東横線」沿線、中古マンション価格相場が安い駅 3位「菊名駅」、2位「妙蓮寺駅」、1位は？：リクルート調べ

[秋月かほ，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

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　暮らしのニュースサイト「SUUMO（スーモ）ジャーナル」を運営するリクルートは、「東急東横線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2023年版」を発表した。カップル・ファミリー向け物件の1位は「大倉山」（横浜市）で、価格相場は4000万円だった。

リクルートは「東急東横線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2023年版」を発表した（画像はイメージ、提供：写真AC）

　1位の大倉山駅は横浜市の港北区に位置し、横浜駅までは6駅でアクセスできる。

　駅名や近隣の地名となっている「大倉山」は、実業家・大倉邦彦氏が駅近くの丘に研究所を構えていたことに由来する。かつて研究所があった一帯は美しい梅林で知られる「大倉山公園」として整備され、研究所本館は市の文化施設「横浜市大倉山記念館」として利用されている。

　また駅の東側には「大倉山レモンロード商店街」、西側には「大倉山エルム通り商店街」があり、両商店街を合わせて約180もの店舗を利用できる。

東急東横線沿線の中古マンションの価格相場が安い駅ランキング2023年版（プレスリリースより）

　2位にランクインしたのは、大倉山駅と同じく港北区に位置する「妙蓮寺駅」（同4280万円）だった。同駅の東側には駅名の由来である寺院「妙蓮寺」の境内が広がり、西側にはスーパーやドラッグストアなどが立ち並ぶ商店街がある。駅から徒歩5分程の場所には池やプールがある菊名池公園があり、子育て世帯から人気を博している。

　3位は妙蓮寺駅と大倉山駅の間に位置する、「菊名駅」（同4490万円）が獲得。同駅は東急東横線の特急・通勤特急・急行の停車駅で、通勤特急に乗れば横浜駅まで1駅・約6分、反対方面の渋谷駅までは5駅・約26分でアクセスできる。またJR横浜線も乗り入れており、高い交通利便性を誇る。駅周辺にはスーパーや飲食店が多く、買い物の利便性も良い。

ランキングの4位以降

　ランキングの4位以降は「日吉駅」（横浜市）で4590万円、5位は「東白楽駅」（横浜市）で4690万円と続いた。トップ10全てが神奈川県に位置する駅となっていた。

大倉山記念館（提供：写真AC）

　調査は、SUUMOに掲載されている東急東横線沿線の駅（掲載物件が11件以上ある駅に限る）を対象に実施した。対象物件の条件は駅徒歩15分圏内に加え、物件価格相場3億円以下で築年数35年未満、敷地権利は所有権のみ、かつ専有面積が50平米以上80平米未満とした。調査期間は22年8〜10月。