シチズン時計は全国のビジネスパーソンを対象に、「現実と仮想のイメージ時間」の調査を行った。仕事に最も集中できる時刻のイメージ1位は「10時」、2位以下は「9時」「11時」と、仕事の集中タイムは、始業後から昼食までの「午前中」をイメージする人が多いことが分かった。
内訳は、1位「10時」(31.8%)、2位「9時」(20.0%)、3位「11時」(13.8%)だった。
仕事で良いアイデアがひらめく時刻の1位は「10時」(21.3%)、2位「11時」(10.8%)、3位「9時」(8.0%)と、約4割が午前中をイメージしていた。
同社は「『集中力』や『創造力』が必要な仕事は、なるべく早めの時間帯に取り組むと、より高いパフォーマンスを発揮できるかもしれない」とコメントしている。
一方、仕事でミスを起こしやすくなる時刻のイメージについては、1位は「16時」 (17.8%)、2位「17時」(12.3%)、3位「14時」(11.3%)だった。終業時刻が近づいてきた夕方や昼食後の眠気が生じ、集中力が切れやすい時間帯にミスが起きやすくなると感じている人が多いことが分かった。
仕事中に息抜きしたくなる時刻のイメージの最多は「15時」(32.5%)、次いで「12時 (正午)」(19.5%)、「14時」(13.8%)だった。
また、仕事中に おやつが食べたくなる時間についても1位は「15時」(39.8%)で4割近くが回答、15時はおやつの時間のイメージが強く、同時に息抜きをしたくなる時刻でもあることが分かった。
仕事中にコーヒーを飲みたくなる時刻1位は「15時」(17.8%)、2位「10時」 (14.8%)、3位「12時(正午)」(12.5%)となった。眠気覚ましや気持ちを切り替えたい出社後やランチタイム、午後のブレークタイムに飲みたくなるようだ。
親睦を深める会社の飲み会はコミュニケーションの場。しかし、正直なところ「そろそろ帰りたいな…」と感じ始める時刻のイメージの最多は「21時」(23.8%)、次いで「20時」(17.0%)と合わせて4割が「20〜21時」と回答。年代別にみると、20代は他の世代よりも遅い「22時」(21.0%)が1位となった。他の年代はすべて21時がトップだった。
今回の調査は、20〜50代の全国のビジネスパーソンを対象に、インターネットで行った。期間は10月4〜6日、有効回答数は400人。
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