心斎橋に「ユニクロ」が帰ってきた 店内で流れる曲は?(1/2 ページ)

» 2023年12月15日 11時40分 公開
[ZAKZAK]
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 阪神タイガースとオリックスの優勝パレードに大勢の人が集まった2023年11月23日。大阪・御堂筋の西側に南北に走る心斎橋筋商店街の北入り口も久々ににぎわいを見せていた。コロナ禍で閉店したユニクロの旧グローバル旗艦店が、「ユニクロシンサイバシ」として2年ぶりに再オープンしたからだ。

 同時に、ここから約8分ほど南下した場所にあるユニクロとジーユーの併設店は「ユニクロ心斎橋筋商店街店」へ名前を変え、心斎橋にふたつのユニクロが誕生することになった。

photo 心斎橋にユニクロが帰ってきた

 夜になると色とりどりにLEDのライトが光るユニークな外観はそのままに、新装された店舗はとにかく異彩を放っている。グローバル旗艦店だった頃は、世界のショーケースにふさわしい洗練された印象だったが、新店はファサードからしてハデハデ。ユニクロの赤いロゴデザインと、タイガースカラーの文字がベタベタと貼り付けられ、にぎやかな印象だ。

 店に入るとさらにド派手な演出に度肝を抜かれる。道頓堀を想わせる赤と黄色のネオンに提灯、「まいど」「おおきに」と書かれたポップが天井から吊り下げられ、マネキンよりも目立っている。激安スーパーのようなポップや旗が所狭しと並ぶ通路には「なめたらあかんで」「よろしおまっせ」といったベタベタな大阪弁も。大阪ミナミの店らしく、コテコテ感満載の店づくりが、同店の大きな特徴だ。

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