お金に関する情報を発信するメディア「MoneyFix」を運営するウェブクルー(東京都世田谷区)が実施した、お金に関するアンケート調査によると、回答者の約8割が「5年後の目標貯蓄額を決めていない」(77.3%)ことが分かった。
目標貯蓄額を決めている人が最も多かったのは「20代」(28.1%)だった。次いで「30代」が25.7%、「40代」22.3%、「50代」16.7%と、年代が上がるにつれて決めている割合は下がる結果となった。
世帯の金融資産額のうち、預貯金額は「100万円未満」(23.9%)が最も多かった。2位は「100万〜200万円未満」(14.9%)で、3位は「300万〜500万円未満」(13.8%)、4位「0円(預貯金はない)」(13.0%)と続いた。
約4割が「同年代と比較して、資産活用ができている」(37.1%)と回答した一方、6割以上が「できていない」(62.9%)と不安を感じていることが分かった。
また、20〜30代は「できていると思う」との回答が40.0%以上いたが、40代以上ではその割合が減少傾向にあるという。
資産活用として、半数以上が「株式や債券、不動産、仮想通貨などの投資活動をしている」(52.4%)と回答した。
年代別では、30〜40代は半数超えなのに対して、50代は49.7%、60代以上は42.4%と減少しており、年代ごとに意識の差が生じている実態が読み取れる。
また、投資への知識や情報についても、約8割が「不足している」(77.4%)と回答した。
調査は8月15日〜10月31日に、MoneyFixのLINE公式アカウントにて実施した。アンケートは5回に分けて実施し、調査人数は1回目が7850人、2回目が7097人、3回目が6891人、4回目が6815人、5回目が6786人となっている。
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