京阪ホールディングス(HD)が、令和12年までに京阪京橋駅(大阪市都島区)の再開発を始める方針であることが17日、分かった。京橋駅は京阪HD傘下の京阪電気鉄道で最大となる1日平均約14万人の乗降客者数を持ち、京阪グループの最重要拠点の一つとなる。京橋はJR西日本、大阪メトロも駅を持つなど大阪有数の交通の結節点で、京阪HDの計画は周辺地域の再開発にも影響を与えそうだ。
京阪HDの石丸昌宏社長が産経新聞のインタビューで「12年までに着工したい」と明らかにした。現在の駅とホテル、商業施設などが入るビルだけでなく、隣接するJR京橋駅との間の土地も必要であれば「借りるか買い上げるかして一体的に開発する」考えを示した。対象エリアの範囲は検討中で、「行政との協議が必要」とした。
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