年末年始の旅行先で、最も人気がある都道府県はどこか。リクルート(東京都千代田区)の観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が発表した「国内宿泊旅行ニーズ調査 2023〜2024冬」によると、1位は「東京都」だった。
行き先は「年末年始の旅行」「年末年始を除く冬の旅行」ともに東京都が1位で、年末年始の旅行の目的は「スポーツ観戦や芸能鑑賞(コンサートなど)」(25.0%)、冬の旅行の目的は「テーマパーク(遊園地)・動物園・博物館など」「スポーツ観戦や芸能鑑賞(コンサートなど)」(いずれも23.7%)が最も多かった。
一人当たりの旅程全体での宿泊予定金額の中央値は、年末年始の旅行では「北海道」「神奈川県」「千葉県」が2万円、「東京都」が1万5000円、「大阪府」が1万円だった。年末年始を除く冬の旅行では「北海道」「千葉県」「神奈川県」が2万円、「大阪府」が1万2000円、「東京都」が1万1500円という結果になった。
一人当たりの現地消費予定金額の中央値は、年末年始の旅行では「東京都」「北海道」「大阪府」で2万円、「神奈川県」で1万2500円、「千葉県」で1万2000円となった。年末年始を除く冬の旅行では、「東京都」「北海道」「千葉県」が2万円、「大阪府」が1万7500円、「神奈川県」が1万円だった。
調査は11月15〜20日にインターネットで実施。調査対象者は全国に居住する18〜69歳の男女。スクリーニング調査で11月以降に「旅行に行く予定である」または「まだ予定はないが、旅行に行きたい」と回答した3231人からサンプルを得た。なお本調査における「旅行」の定義は「帰省」を除外し、2023年12月28日〜24年1月3日を「年末年始」と定義している。
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