ダイハツ工業の品質不正問題は外国メディアも連日取り上げるなど、海外にも大きな波紋を広げている。
ロイター通信は、「スキャンダルの範囲が想像以上に広範であり、長期に渡るものだった」と、不正の根深さを指摘。その上で「質と安全性に関する会社の名声を傷つけるのに等しい」と断罪した。
ダイハツは、インドネシアやマレーシアを中心に海外事業を展開しており、東南アジアでは人気の車種。タイの英字紙「バンコク・ポスト」(電子版)は、ダイハツのロゴマーク「D」をあしらった看板の写真を大きく掲載した上で、「安全性を確認する認証試験で不正を行ったダイハツは、すべての車の出荷を停止した」などと詳報した。
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