カシオ計算機、心拍計とGPSを搭載した「G-SHOCK」を発売RANGEMANの新モデル

» 2023年12月27日 06時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 カシオ計算機は、G-SHOCKの新製品「GPR-H1000」を1月19日に発売する。「Master of G」シリーズの中でもサバイバルシーンで活躍する「RANGEMAN(レンジマン)」の新モデルで、光学式心拍センサーとGPS機能を搭載した。ラインアップはカラーが異なる2種類で、希望小売価格は各6万6000円。

「RANGEMAN」の新モデル「GPR-H1000」(出典:プレスリリース、以下同)

 Master of Gは過酷な現場での任務にあたる人の使用を想定したシリーズで、陸・海・空の環境を想定し、それぞれに特化した性能や機能を有するモデルを展開している。

 中でもRANGEMANは、高温多雨のジャングルや密林といった極限の陸上環境でミッションを遂行するレンジャーなどの使用を想定し、方位・気圧/高度・温度が計測可能なトリプルセンサーを搭載したモデルとなる。

左からブラックの「GPR-H1000-1」、イエローの「GPR-H1000-9」

 新商品は、Master of Gシリーズの中でもサバイバルタフネスウオッチを目指し、厳しい自然環境下でも状況把握に役立つ心拍計とGPS機能を搭載。防塵・防泥構造の本体には方位・気圧/高度・温度を計測するトリプルセンサーに加え、心拍数を測定できる光学式センサー、歩数など活動量を計測する加速度センサー、方位補正に役立つジャイロセンサーの6つのセンサーと位置情報を取得するGPS機能を搭載している。

行動をリアルタイム計測する6センサーとGPS機能

 過酷な環境下でも、心拍数、血中酸素レベルに異常はないか、進行方向は間違っていないかなど自身の体の動きや自然環境の変化を的確に感知できるという。

 トレッキングをはじめ、フィールド活動をサポートする9種類のアクティビティ計測にも対応。例えばトレッキングをしながら、心拍数や移動距離、高度や昇降速度を表示することで、自分のコンディションと置かれている状況を瞬時に把握でき、行動判断に役立つとしている。

9種類のアクティビティ計測に対応

 サイズは60.6(幅)×53.2(奥行き)×20.4(高さ)ミリ、重さは約92グラム。

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