3月16日のJR京葉線(蘇我−東京)のダイヤ改正問題で、JR東日本千葉支社の土沢壇支社長は15日、千葉市役所で神谷俊一市長と面会し、早朝に限り、上り快速電車の運行を継続することを伝えた。
ダイヤ改正発表後の見直しは異例。土沢支社長と記者団との主なやり取りは以下の通り。
――ダイヤの修正点について
「本来、ダイヤ改正は多岐にわたる関係者との調整があり、2〜3カ月の短期間で変更するのは不可能だが、多くの厳しい意見をいただき、会社としても改正した結果の影響に考えが及ばなかった点があることを踏まえ、限られた時間で工夫できることはないか探った。内容は限定的だが、一部ダイヤを見直す。前例のない対応だ。これだけで(市側の)要望に全て応えたとは思ってはいない。今後も京葉線のあり方については、利用状況などを踏まえ、柔軟に検討する」
――具体的に至らなかった点とは
「ダイヤ改正を実施する結果について私どもの腹づもりと、皆さんの考えが一致しなかった。私どもの考えが浅はかだったという点がある。理解をいただけるように最善を尽くす」
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