お台場の新テーマパークはどんなところ? 物語の当事者になれる体験イマーシブ・フォート東京(1/3 ページ)

» 2024年03月01日 07時46分 公開
[産経新聞]
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 西武園ゆうえんち(埼玉県所沢市)やハウステンボス(長崎県佐世保市)の再生を手がけたマーケティング会社の刀(大阪市)は29日、東京・台場に3月1日開業する新テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」を報道陣に公開した。用意されたアトラクションはすべて“イマーシブ(没入感)”に特化しており、鑑賞者ではなく当事者としての体験を楽しめるよう工夫している。中世ヨーロッパ風の街並みを再現したパーク内で、突発的に起きる事件に巻き込まれるような感覚を味わえるのが特徴だ。

photo 没入アトラクション「ザ・シャーロック」では、参加者は舞台各所で起きる殺人事件の目撃者になれる=29日、東京都江東区(斉藤佳憲撮影)

物語の当事者になれる体験

 没入とは、非現実空間に実際に当事者の目線で入り込む体験をさす。テーマパークでその目玉となる「ザ・シャーロック ベイカー街連続殺人事件」は、19世紀のロンドンの街を再現した2階にわたる約3000平方メートルが舞台だ。参加者は名探偵シャーロック・ホームズが活躍した世界に迷い込むという設定で、連続殺人事件に遭遇する当事者感覚を楽しめる。

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