米フォード・モーターが発表した1月のEV販売は前年同月比10.9%減だった。黒字を支えたのは、同42.7%増だったHV車の貢献があった。
自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「大手も当初から市況を見ながらの計画だったはずで、予想されていたことだ。ただ、日本では『完全EV化』という点だけが注目され、『日本が遅れている』との論調が生まれたという経緯もある」と解説する。
iPhone(アイフォーン)などで知られるアップルのEV開発断念も大きく報じられた。幹部が2月27日、開発担当者らに計画中止を伝えた。
開発チームの人材の多くは人工知能(AI)部門に移るという。米ブルームバーグ通信によると、アップルは公式には認めていないが、約10年前からEV開発を進めてきたという。
大手以外にも人員削減を余儀なくされたり、経営危機など苦境に陥ったりする新興EVメーカーも少なくない。
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