京浜急行電鉄は3月22日、旧シナガワグース敷地(東京都港区)における「品川駅西口地区A地区新築計画」の事業化を決定したと発表した。同計画では、トヨタ自動車が共同事業者となる。羽田空港の近くかつ、リニア中央新幹線が停まる品川駅前のポテンシャルを最大限活用し「国際交流拠点としての品川」の実現を目指す。
本計画では、オフィス、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)などが入居する地下4階、地上29階建ての複合施設を整備する。敷地面積は約2万3600平米、延床面積は約31万3100平米で、2025年度の新築工事着工、29年度の開業を予定している。
計画エリアの特徴は、ターミナル駅前ながら自然に恵まれた環境であること。旧宮邸や大名屋敷など古くからの迎賓の地としての役割を継承し、国際交流拠点としての品川の顔にふさわしいまちづくりを目指すとしている。
また、共同事業者のトヨタ自動車は、建物内オフィスの一部を取得。新しい東京本社として29年度に開業する予定だ。
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