JR西日本は5月15日、全車指定席である特急こうのとり号について、列車の出発時刻後でも特急券を販売するサービスを開始した。同サービスは全区間(城崎温泉駅〜新大阪駅)で利用可能。乗車後でも購入できるようにすることで、利用客へ気軽な利用を促す狙いだ。
特急こうのとり号(JRおでかけネットより引用、以下同)
特急こうのとり号 区間
同サービスを利用した場合、利用者は特急こうのとり号に乗車後、ネット予約「e5489」から特急券を購入する。サービス開始の背景について、同社担当者は「指定席の場合、利用者には『間に合うように乗らなくては』『急がなくては』といった心理的負担があった。こうした心理的負担を解消し、指定席をもっと気軽に活用していただきたい」と説明する。
サービス導入の背景は?
期間は5月15日〜9月30日だが、8月10〜19日は対象外。「期間中の利用状況を見て、期間の延長や対象列車の拡大を検討する」(同社担当者)としている。
期間は5月15日〜9月30日
JR東日本「みどりの窓口削減凍結」に、改めて思うこと
JR東日本は5月8日、定例社長会見で「みどりの窓口の削減方針を凍結する」とした。3年前の440から209まで減らしており、2025年までに70%程度に減らす方針だった。しかし混雑解消には、凍結ではなく増やす必要がある。オンライン予約とチケットレスは便利だが、改めて思うことがある。
京王電鉄、新型通勤車両「2000系」を導入 デザインにAIを活用
京王電鉄は5月10日、京王線に新型通勤車両「2000系」を導入すると発表した。2026年初めに10両1編成の営業運転を開始。2027年3月までに10両4編成の計40両を導入する計画だ。
舟通勤に「晴海〜日の出間」を結ぶ新航路 最大週3日の運航を予定
野村不動産と東京湾クルージング(東京都江戸川区)は5月9日、晴海〜芝浦・日の出区間において新たな舟運サービス「BLUE FERRY(ブルーフェリー)」の運航を開始すると発表した。運航開始日の5月22日はプレ運航として、運賃は無料とする。
所沢駅前に巨大商業施設が出現、そこは昔「電車の工場」だった
2024年9月、西武線所沢駅西口から徒歩3分の場所に大型商業施設「エミテラス所沢」が誕生する。敷地面積はベルーナドームの約8割、延べ床面積はイオンモール幕張新都心とほぼ同じ。地上7階建てで142店舗が入居する。この用地の歴史をさかのぼり、鉄道用地開発について考えてみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.