JR西日本は5月15日、全車指定席である特急こうのとり号について、列車の出発時刻後でも特急券を販売するサービスを開始した。同サービスは全区間(城崎温泉駅〜新大阪駅)で利用可能。乗車後でも購入できるようにすることで、利用客へ気軽な利用を促す狙いだ。
同サービスを利用した場合、利用者は特急こうのとり号に乗車後、ネット予約「e5489」から特急券を購入する。サービス開始の背景について、同社担当者は「指定席の場合、利用者には『間に合うように乗らなくては』『急がなくては』といった心理的負担があった。こうした心理的負担を解消し、指定席をもっと気軽に活用していただきたい」と説明する。
期間は5月15日〜9月30日だが、8月10〜19日は対象外。「期間中の利用状況を見て、期間の延長や対象列車の拡大を検討する」(同社担当者)としている。
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