串カツ田中、「宅食サービス」事業を開始 セントラルキッチン導入を見据えた施策

[カワブチカズキ，ITmedia]

　串カツ田中は5月13日、提携する宅食サービス「つくりおき.jp」の製造キッチンを潮見（東京都江東区）にオープンした。同社は2023年10月、「つくりおき.jp」を運営するAntway（東京都千代田区）と業務提携契約を締結し、2024年3月にハウスミール事業部を立ち上げた。製造キッチンがオープンしたことで、ハウスミール事業を本格的に開始する。

串カツ田中がハウスミール事業を本格始動（出所：プレスリリース、以下同）

　Antway（東京都千代田区）が運営する「つくりおき.jp」はシェフと管理栄養士が監修し、専用キッチンで手作りした総菜を、1食当たり700円で毎週冷蔵で届ける宅食サービス。今回オープンした潮見キッチンでは、1000レシピ以上の製造を予定している。

新たにオープンした潮見キッチン

　串カツ田中は、今後の原材料費、光熱費などの高騰や人手不足によるコスト増加に対応するため、セントラルキッチンの導入を目指している。今回オープンした製造キッチンの運営を通じて、セントラルキッチンのノウハウ獲得を目指す。