ワークマン(群馬県伊勢崎市)は、2025年5月までに「#ワークマン女子」を30店出店すると発表した。また、同チェーンにおける専売PB比率を現状の18%から30%に拡大し、男性向け商品なども増強。さらなる成長へ、テコ入れを図る。
#ワークマン女子は2020年に1号店を開店し、6月4日時点で64店舗を展開。売り上げの半分を女性向け商品が占めている。今後、女性向けの専売PB比率は現在の25%から9月までに35%へと引き上げる方針だ。
その他、男性や子ども向けの専売商品も拡充する。男性客が「ワークマン」や「WORKMAN Plus」など、社内既存店に流出する傾向があり、#ワークマン女子で売り上げの前年比割れが起きやすい現状を課題視。トレンド性が強く、個性的な男性向け専売製品を2024年9月から30アイテム・360種類投入する。
来店頻度を高める消耗品などでヒット商品が少ないことから、肌着の販売比率を高め、3年後に全売上の2割まで引き上げる目標も発表した。その他、流行を確認してから発注する「短納期生産品」を、2024年秋冬物から女性向けと男性向けで合計40アイテムまで拡大するという。
人気が高い、高機能製品にもテコ入れを図る。2024年秋に新素材を使用した8アイテムを発売し、中でも外部の過酷な環境を“全遮断”する「無感覚素材」を目玉として予定している。
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