職場の若手に感じる価値観の違い、4位は「仕事中にスマホを触る」 トップ3は?(1/2 ページ)

» 2024年06月13日 17時00分 公開

 Webメディアを運営しているネクストレベル(横浜市)は、18歳以上の社会人経験がある男女を対象に「年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップ」についての調査を実施した。30〜50歳の社会人のうち、職場の若手に対しジェネレーションギャップを感じた経験が「ある」と回答したのは74.2%、若手に感じる価値観のズレ1位は「連絡が口頭ではなくLINEやメールばかりなこと」(29.0%)だった。

photo ネクストレベルは18歳以上の社会人経験がある男女を対象に「年上・年下に対する職場でのジェネレーションギャップ」について調査を実施した(出所:photoAC)
photo 若手にジェネレーションギャップを感じたことはあるか(出所:プレスリリース、以下同)

 2位は「打たれ弱い」(28.7%)、3位は「仕事よりプライベート優先」(25.5%)、4位は「仕事中にスマホを触る」(21.7%)、5位は「電話・掃除などの雑務をしない」(20.7%)だった。

photo 若手に感じる価値観の違いTOP10

 1位の「連絡が口頭ではなくLINEやメールばかりなこと」と答えた人からは、「隣の席から明らかに直接話せばいいような内容をチャットで聞いてくる。わずらわしいのでその場で口頭で回答すると嫌な顔をされる」(40代女性)、「アルバイトで雇っていた学生が、開始10分前に『今日用事ができたので行けません』とLINEで送るだけでOKだと思っている」(30代男性)などの声が聞かれた。

 一方、若手からは「仕事上の重要なことをメールやメッセージではなく電話や口頭で伝えてくるため、後から振り返ったり残しておくことができない」(20代女性)、「社内の連絡ツールがあるのに口頭で伝えにくることがあり、伝達ミスがないようにするためのツールなのに理解していない」(30代女性)などの意見も挙げられた。

 2位の「打たれ弱い」と答えた人からは、注意する際に辞められたりハラスメントにならないようにと苦労している様子が、3位の「仕事よりプライベート優先」と答えた人からは、仕事より優先順位の高いものが多く、自分たちと価値観が違うと感じるという声が聞かれた。

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