外装は、昭和30年代のモダニズム建築の特徴の一つである横連窓のデザインは残しつつ、窓ガラスをLow-E複層ガラスに全面更新することで熱負荷の低減を図り省エネ性能の向上を目指した。
内装は、新東京ビルの特徴である1階中央部の円形照明、床・壁のモザイク調のアートタイルは価値あるヴィンテージとして残し、基準階においては開業時からの素材を生かすなど、ストック型リノベーションを随所で展開している。
三菱地所は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で街作りを行っている。「街作りコンセプトを『丸の内Reデザイン』とし、新東京ビルは『人を惹きつける新東京ビル』を目指し、今後もリニューアルを進め多様な業種の企業を誘致し、有楽町のまちの変化を感じる象徴となるよう運営していく」とコメントしている。
丸の内二丁目ビル内に無人コンビニ 三菱地所グループとTOUCH TO GOの初協業
三菱地所グループの30代社員が、不動産マッチングサービスを立ち上げた軌跡Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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