大規模リニューアル中の有楽町「新東京ビル」、メゾンカカオの都内初旗艦店を今冬オープン(2/2 ページ)

» 2024年07月31日 17時00分 公開
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ストック型リノベーションを随所で展開

 外装は、昭和30年代のモダニズム建築の特徴の一つである横連窓のデザインは残しつつ、窓ガラスをLow-E複層ガラスに全面更新することで熱負荷の低減を図り省エネ性能の向上を目指した。

photo 外装

 内装は、新東京ビルの特徴である1階中央部の円形照明、床・壁のモザイク調のアートタイルは価値あるヴィンテージとして残し、基準階においては開業時からの素材を生かすなど、ストック型リノベーションを随所で展開している。

photo ストック型リノベーションを随所で展開

 三菱地所は、2020年以降の丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)で街作りを行っている。「街作りコンセプトを『丸の内Reデザイン』とし、新東京ビルは『人を惹きつける新東京ビル』を目指し、今後もリニューアルを進め多様な業種の企業を誘致し、有楽町のまちの変化を感じる象徴となるよう運営していく」とコメントしている。

photo 丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)におけるリニューアル・リノベーション事例
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