転職時に同期入社がいると「志望度が上がる」20代は半数超――就活・転職情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。「秋入社」や「春入社」といった入社時期を設ける企業も増加傾向にある中、20代は転職において「同期入社」の存在をどのように捉えているのだろうか。
20代の転職希望者のうち、同期入社がいるかを「意識する」と回答したのは24.4%に上った。「どちらかといえば意識する」(37.2%)と合わせると、6割以上の20代が、同期がいるかを意識していることがうかがえた。
具体的には、「同期がいると、悩みや不安を共有しやすい」「切磋琢磨し、高め合うことができそう」「ライバルのように捉えることで、仕事へのモチベーションが高まると思う」といった声が寄せられた。
同期入社がいる場合の志望度への影響については、「志望度が上がる」とした20代が20.6%だった。「どちらかといえば志望度が上がる」(30.3%)と合わせると、半数超に上る結果となっている。志望度が上がるという人からは「最重要というわけではないが、同期がいるとうれしい」「一緒にスタート地点に立つ人がいると安心できる」といった声が寄せられた。
「志望度が上がる」とした20代に、同期入社がいるとうれしい点を尋ねたところ、「同期で助け合うことができる」が75.0%で最多に。「同期で交流ができる」(69.8%)、「会社の雰囲気になじみやすい」(60.7%)、「同期がいる方が心細くない」(58.7%)が続いた。
調査は7月12日〜28日に学情のサイト「Re就活」と「20代の働き方研究所」への来訪者に実施。495件の回答を得た。
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