生産性の敵「時間泥棒」にどう対処するか 意外に多い自分が原因(1/3 ページ)

» 2024年08月30日 09時18分 公開
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 「時間泥棒から逃れたい」時間管理においてよく聞く言葉です。

 突然の来客、さまざまな誘惑、トラブルやアクシデント、顧客(上司)からの急な依頼事等、枚挙にいとまがないほど、私たちは毎日のように時間泥棒に悩まされています。

 ただし、時間泥棒といってもさまざまな種類があります。災害や社会インフラのアクシデントなどの自分ではコントロールできないことに関しては、悩んでも何も生まれません。事前の準備は必要ですが、コントロールできないことは受け入れるしかありませんので、冷静に対処策を考えるだけです。

 また、時間泥棒だと感じているのは自分だけで、周囲から見れば「ただのわがまま」に見えていることも少なくありません。

 実は、時間泥棒と感じることについては、自分の責任でもあることがかなりの確率であり得ます。つまり、時間泥棒の多くは自分でつくり出しているのです。このコラムでは、自分が引き起こしている時間泥棒について考えてみましょう。

・自分だけ時間泥棒だと思っている

 時間泥棒と感じることのうち、もっとも多いのがこのパターンでしょう。よく考えてみると、自分では時間泥棒だと思ったとしても、実は組織にとって、あるいは顧客にとっては必要なことで、時間泥棒どころか重要事項だったりすることがあります。思い当たる人は、お互いのニーズ、求められていることを理解していないということです。自分の役割や立場、求められている結果を今一度考えなおす必要がありそうです。

・忘れていた

 どれだけ重要なことであっても、自分の頭になく、計画に入ってなければ、それは時間泥棒となってしまいます。計画時に「もれなく、ダブりなく」計画することが何より大切です。常日頃から、手帳に書く、スマホに入力することを習慣づけることも大切です。

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