ファミマ、サントリー「伊右衛門」とお茶開発 健康志向×節約志向の消費者に訴求プロダクトInsights

» 2024年09月02日 15時30分 公開
[ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 ファミリーマートは9月3日、同社のプライベートブランド「ファミマル」から、「伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」「伊右衛門 毎日すこやかブレンド茶」(各130円)を発売する。サントリー食品インターナショナル(東京都港区)との共同開発商品。

photo ファミマ、機能性表示食品のお茶発売

 同社はお茶市場において、機能性をアピールしたお茶飲料の消費拡大の動きが活発化していることに着目。同社においても機能性表示食品のお茶飲料が、2022年1月〜2024年7月までの実績で前年を上回る売り上げを記録していることから、PBからも機能性表示食品のお茶を展開するに至った。

photo 発売される2商品

 PBから発売することで、習慣化しやすい低価格帯の商品として展開。消費者の節約志向の高まりにも対応する狙いだ。

 全国のファミリーマート約1万6300店舗で取り扱う。

photo 「伊右衛門 毎日すこやか濃い緑茶」(130円)
photo 「伊右衛門 毎日すこやかブレンド茶」(130円)

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