手荷物預かりサービスを実施するか否かの判断はどのように決定しているのか。同社広報担当者によると、現場の意見をもとにそれぞれの地域で検討して決定するという。
高円寺阿波踊りでの預かり料金は、ベビーカーやスーツケース1個につき940円だった。「料金は預かる場所で異なります。また、預かり可能な荷物も、スーツケースや手荷物を中心に場所ごとで変わります」(同社広報担当者)と説明する。
現在、人手不足が課題となっている物流業界だが、手荷物預かりサービスに対応する人員はどのように確保しているのか。観光地や駅・空港などの手荷物預かり所には、専門のスタッフが常駐しているが、イベントなど期間限定での手荷物預かりサービスは、担当エリアや周辺エリアのスタッフが対応しているという。
高円寺阿波踊りの期間中は多くの場所で交通規制が設けられ、通常通りに集配できない状況だった。そこで、いつもは配達業務を行っているセールスドライバーや周辺エリアのスタッフが対応したそうだ。
同社広報担当者によると、高円寺阿波踊りでは、遠方からの来場者から「駅から降りてすぐに案内があり、分かりやすくとても便利だった」「コインロッカーがすぐに埋まってしまうのでとても助かった」といった声が聞かれたという。
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