子どもの就活に関与したいと考えている親世代に、どのように関与したいか尋ねたところ、最多は「今の就活の事情を学ぶため、子どもが通う大学の就職説明会や講座に参加したい」(38.3%)だった。
その他「子どもの就職先を調べるため、企業が行う就活説明会や講座に参加したい」(33.8%)、「子どもが通う大学で保護者面談や三者面談に参加したい」(29.2%)、「就活サイトやアプリなどで子どもの代わりに企業検索をしたい」(28.6%)といった声があった。
子ども世代は親のどのような関与を求めているのか。36.8%が「企業が行う就活説明会や講座に参加してほしい」で最多だった。「大学の就職説明会や講座に参加してほしい」(35.5%)や「自身が通う大学の保護者面談や三者面談に参加してほしい」(32.3%)といった意見もそれぞれ3割を超えており、自身の就職活動に親も本格的に参加してほしいと考えている子どもが一定数いることが分かった。
就活を親にサポートしてほしいと回答した子ども世代が求める支援については、「リクルートスーツ購入費用」(49.7%)が最も多かった。2位は「選考会場への送迎」(34.2%)、3位に「面接の練習相手」(33.6%)、4位「応募書類の添削」(26.5%)、5位「就職先のリサーチ」(23.2%)と続いた。
子どもの就活状況を把握したいし支援したいと答えた親世代が援助のために支払える金額は「10万円未満」が20.8%、「10万円以上〜20万円未満」が27.9%、「20万円以上〜30万円未満」が22.1%、「30万円以上」が14.9%、「資金的な援助はない」が14.3%という結果に。「10万円以上〜20万円未満」の支援を考えている親世代が多いことが分かった。
調査は、2023年度卒業・2024年度卒業予定の就職活動経験者300人とその世代の子どもを持つ親300人の計600人を対象にインターネットで実施した。調査期間は8月14〜24日。
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