マークシート試験に適したシャーペンが登場 トンボ鉛筆が開発、特徴は?プロダクトInsights(1/2 ページ)

» 2024年09月19日 14時35分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 トンボ鉛筆(東京都北区)は9月25日、マークシートの記入に最適なシャープペンシル「モノワーク」「モノワーク 限定色フルブラック」およびシャープ芯「モノワーク用 HB/B」(8本入り)を発売する。

 モノワークのカラーラインアップは、モノカラー、スモーク、ホワイト、グリーン、ピンクの5色。希望小売価格はモノワークが594円、モノワーク 限定色フルブラックが792円、モノワーク用 HB/Bが220円。

モノワーク(カラーは左からモノカラー、スモーク、ホワイト、グリーン、ピンク)とモノワーク 限定色フルブラック(出典:プレスリリース、以下同)

マークシート受験を応援する

 同社が2020年8月に実施した「マークシート試験と筆記具に関する調査」によると、1年以内にマークシート試験を受験した2312人のうち57.2%が試験時のマーク欄塗りつぶしにシャープペンシルを使用していた。

マークシート試験でマーク欄塗りつぶしに使用した筆記具

 マークシート試験用の筆記具を選ぶ際に重視するのは「濃く、はっきりとマークできること」「短時間で素早くマークできること」「間違えたときに消しゴムできれいに簡単に消せること」などが上位となった。

 こうした結果を踏まえ、同社では発売中の「マークシート用鉛筆/同無地鉛筆」と併売し、新商品の発売を決定したという。

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