日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
サンコー(東京都千代田区)は9月4日、「沸かして飲めるマグケトル」を発売した。スープやミニラーメンなどを入れて調理し、そのまま器としても使えるほか、45〜60度で保温もできるなど、本格的な「白湯」を楽しめる商品として訴求する。
本製品は沸かして保温できる電気マグカップで、湯沸かしモード、保温モード(45、55、60度)、煮出しモード(沸騰後3分加熱後、60度で3時間保温)、本格白湯モード(沸騰後10分加熱後、60度で3時間保温)という4種類のモードを搭載した。
本格白湯モードは、10分間沸騰させることで、水道水の不純物を取り除けるという。
容量は300ミリリットルで、寸法は130(幅)、135(高さ)、97(直径)ミリと卓上に置けるサイズで、家庭用コンセントから給電も可能とした。専用マグカップに水を入れ、本体(土台)にセット、本体のダイヤルでモードをセットすれば水が沸く。カラーはホワイトとブラウンの2色、価格は7480円。
飲み物だけでなく、スープやミニラーメンなどを入れて調理し、そのまま器としても使うこともできるほか、マグカップは丸ごと洗うことが可能。沸騰後でも飲み口が熱くなりにくい飲み口カバーを採用した。
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