「80度」の熱水で洗える洗濯機 “2台目用”としても訴求、サンコーからプロダクトInsights

» 2024年10月04日 17時27分 公開
[ITmedia]

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 サンコーは10月4日、ヒーターを搭載し最大80度のお湯で洗える洗濯機「ニオイウォッシュ」(メーカー希望小売価格4万9800円) を発売した。同商品は「洗濯物の匂いが気になるが、お湯をためて別洗いするのは手間」「汚れがひどいものを手洗いしてから洗濯するのではなく、一度できれいに洗いたい」といった声を受けて開発。一人暮らし用や別洗い用の洗濯機としても訴求する。

sanko ニオイウォッシュ(プレスリリースより引用、以下同)

 ニオイウォッシュは420(幅)×714(高さ)×455(奥行き)ミリで、洗濯容量は2.8キロ(熱水モード時のみ1.5キロ)。洗濯機内にヒーターを搭載し、水を入れるだけで内部であたためてお湯で洗う仕組みだ。温度設定は80度、60度、40度の3種類で、洗濯コースは「おいそぎモード」など全8種類を搭載した。排水時には、排水管を傷めない温度である55度まで下げてから排水する。

sanko 全8種類の洗濯コースを搭載

 操作はタッチパネル式を採用。タイマー機能や10分間操作がないと自動で電源が切れるオートパワーオフ機能、子どもの誤操作を防ぐチャイルドロック機能を搭載した。

sanko 操作はタッチパネル式

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