ユニクロは10月25日から、古着を活用した商品を販売する「UNIQLO古着プロジェクト」を、ユニクロ前橋南インター店で開始する。今春から始めていた2店舗でも、好評だったことを受け展開を継続。今後は秋冬商品を充実させるという。
UNIQLO古着プロジェクトは、ユニクロの古着を回収し、リサイクル・リユースする取り組み「RE.UNIQLO」の一環。ビンテージ風の染色加工を施した「オーバーダイ」商品と、洗濯・検品を実施した「ウォッシュ仕上げ」商品の2種類の古着を取り扱っている。
同社は古着販売の第1弾を2023年10月、原宿店(東京都渋谷区)で12日間限定のポップアップストアとして開催した。24年3月には世田谷千歳台店(東京都世田谷区)、4月には天神店(福岡市)の2店舗でもポップアップストアで販売を開始。両店舗での展開は8月末までを予定していたが、好評につき現在も継続している。今後は前橋南インター店と合わせ、3店舗でトライアル販売を続けていくという。
オーバーダイ商品では、これまで取り扱ってきたブルー、グレー、ピンク、ダークグリーンに加え、季節感のあるブラウンを11月から展開。Tシャツ(1200円)やシャツ・スウェットシャツ(各2000円)を取り扱う。
ウォッシュ仕上げ商品では、フリース(1000円)やウールセーター(1200円)、アウター(2500円〜)を充実させる。
ユニクロは「今後もこの取り組みを通じ、服の循環を促進していく」とコメントしている。
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