転職サービスを提供するパーソルキャリア(東京都千代田区)は、全国の20〜50代の社会人男女を対象に「2024年 社内政治の実態調査」を実施した。出世について「意欲がある派」が57.8%で過半数を占めた。
内訳は、「とてもある」と答えた人が9.1%、「ある」が15.5%、「どちらかといえばある」が33.2%だった。社内政治と出世の関係については、「関係すると思う」と答えた割合が96.6%で大多数を占めた。
社内政治力の定義は何か聞いた。最も多かったのは「根回しが上手い」で57.4%、次いで「周囲と良好な関係を築く」が54.9%、「業務や人間関係の把握が上手」が49.6%だった。職場で社内政治はあるかの問いには、「ある派」が69.5%で過半数を占めた。
社内政治は、「働きやすさ」に関係するか尋ねた。「関係すると思う」と答えた人は88.2%と高い割合を示し、出世には「社内政治力」と「成果を出す力」どちらが必要かの問いについては、わずかな差ではあるものの「成果を出す力派」が53.4%で過半数を占めた。
出世に必要なのは「成果を出す力」と答えた人を年代別にみると、最も多かったのは「50代」で60.9%、次いで「30代」が52.3%、「20代」が52.3%、「40代」が49.9%だった。役職別では、最多が「部長クラス以上」が76.9%、次いで「課長クラス」が69.8%、「一般社員」が54.8%だった。
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