トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニー(福岡市)は、石川県野々市市に県内初のスマートストア「スーパーセンタートライアル野々市店」をオープンした。開店日は10月23日。
スマートストアには、小売に特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買い物カート「Skip Cart」など、同社が独自に開発したIoT技術やAI技術を導入している。データの利活用をもとに新しい購買体験を提供し、効率的な運営を可能にする店舗形態を目指す。
AI化による「顧客・働く人(従業員・メーカーなど)」の便益を図るだけでなく、Skip Cartによる非対面会計など、「新しい生活様式」の側面においても新たな購買体験を提供する。
Skip Cartを利用するには、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで顧客が商品バーコードを読み取る。通常のレジでの商品登録や会計を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計が可能となる。
特徴は、あらゆる利用者を想定した「軽い」「画面が見やすい」「商品を入れやすい」設計となっていること。商品のスキャン漏れを知らせる機能や、顧客の属性や購買履歴などのデータからAIが最適な商品を選択し、タブレット上でレコメンド機能も搭載している。
国内230店舗目の導入となる野々市店には80台を導入し、Skip Cartの総稼働台数は約2万台となる。
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なぜ「ライス残し」で炎上したのか? 家系ラーメン店が抱える深いジレンマCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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