無人決済店舗システムを提供するTOUCH TO GO(TTG、東京都港区)は11月21日、上信越自動車道の東部湯の丸SA下り線(長野県東御市)に、同社の無人決済システムを導入した24時間営業の店舗をオープンする。SA・PAにおける人手不足の解消を目指した実証店舗だ。
SA・PAはスタッフ不足により、需要の変動や夜間営業に対応しづらいという課題があった。TTGはこうした現状を解決するため、SA・PAを運営するネクスコ東日本エリアトラクト(エリアトラクト、東京都港区)と業務提携した。
取り組みの第1弾として、東武湯ノ丸SAに、TTGの無人決済システム「TTG-SENSE MICRO W」を導入した店舗をオープンする。
今回TTG-SENSE MICRO Wを導入するテナントは、土産品や飲料、米飯などを販売する「荻野屋」。客が手に取った商品をカメラとセンサーが認識することで、レジで商品を読み取ることなく会計できるようにする。導入によりスタッフ不足を解消し、サービスの維持と利便性の向上につなげたい考えだ。
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棚にも店にもなる無人決済システム ファミマが甲南大学内の新店舗に導入Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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