日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ビックカメラは11月1日、温かい飲み物をモチーフにしたカラー展開の「電気カイロ」(3280円)と「電気湯たんぽ」(2980円)を発売する。電気代の高騰による、パーソナル暖房の需要増加を受けて開発したという。
ビックカメラは近年の電気代高騰により、部屋全体ではなく自分自身を直接暖めるパーソナル暖房の需要が増えていることに着目。同社の調査によると約6割の人が冷え症を自覚していることが分かり、中でも「手足が冷える」という困りごとが目立ったことから開発に至った。
また同調査によると、冷え対策としてカイロ代わりに温かい飲み物を購入している人が多くいることも分かった。そこで、特によく購入されていたあたたかい飲み物「カフェラテ」「ミルクココア」「ミルクティー」をイメージしたカラーを商品に取り入れたという。
電気カイロは、ペットボトルや缶の形状に近い丸みを持たせ、握ったときにフィットしやすい形状に。温度は「約45℃」と「約55℃」の2パターンに調整可能で、モバイルバッテリーとしても使用可能だ(カイロとの併用不可)。
電気湯たんぽにはポケットが付いており、お腹に乗せながら手元もポケットに入れてあたためられるようにした。
ビックカメラとコジマの季節家電を取り扱う各店舗のほか、通販サイトで販売する。
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