コカ・コーラ ボトラーズジャパンは11月19日、「配偶者出産休暇」の取得を9月から義務化したと発表した。男性社員の育児と仕事の両立を支援する施策の一環だとしている。
配偶者が出産した社員に対して、3日間の休暇取得を9月から義務付けた。休暇は有給扱いとなる。同社では主要KPIの1つとして、男性の育児休暇などの取得率を2025年までに100%とすることを掲げており、今回の休暇取得の義務化はその一環だという。
同社ではこれまでも、育休を取得した社員と社長が話し合うイベントや、子どもが誕生した男性社員に対する「パパエプロン」の配布といった取り組みを実施している。
同社は「今後も多様な働き方とウェルビーイングを向上し、多様性を強みとして成功につなげることができるカルチャーの醸成を目指す」とコメントしている。
育休社員の「同僚に一時金」で、どんな効果が? 三井住友海上・大和リースの事例
「育休はなくす、その代わり……」 子なし社員への「不公平対策」が生んだ、予想外の結果
タカラトミーの“出産祝い金200万円”はなぜ実現したのか 「子育て支援だけではない」改革の全体像とは?
森永乳業、「産後パパ育休」を100%有給として独自に導入 狙いは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング