今のチームのメンバーでいることに「満足している」とした人は11.9%だった。「どちらかと言えば満足している」とした33.5%と合わせると、45.4%が今のチームのメンバーであることに満足していることが分かった。
「上司に期待している要素」の回答割合から「上司に満足している要素」の回答割合を引いた差を「今のチームのメンバーでいることへの満足度」でクロス集計した。その結果「今のチームのメンバーでいることに満足している」人ほど上司への期待値と満足度の差が小さく、「今のチームのメンバーでいることに満足していない」人ほど大きいことが明らかになった。
「今のチームのメンバーでいることに満足している」人は、3項目を除き、10項目で期待値との差が10ポイント未満となった。また、「会社の方針の共有」と「部下に仕事を任せる・権限移譲する」については差がマイナスとなり、「上司への期待」より「上司への満足」の方が上回る結果となった。
「チームに満足している」人と「チームに満足していない」人について、それぞれ回答の割合を比較した。その結果、「上司との面談」で本音で話せていると回答した割合は「チームに満足している」人では78.6%、「満足していない」人では32.1%となり、差は46.5ポイントだった。
また、コミュニケーションの頻度については、「チームに満足している」人の方が「チームに満足していない」人よりも全般的に高い傾向が見られた。特に「直属の上司と1対1の対話」を月1回以上していると回答した割合は、「チームに満足している」人では39.3%、「チームに満足していない」人では24.0%に留まる結果となった。
上司に満足している要素として、「チーム内の良好な雰囲気づくり」に満足していると回答した割合は、「チームに満足している」人では37.8%、「チームに満足していない」人では11.9%となり、その差は25.9ポイントだった。
調査は10月18〜22日の間にインターネットで実施。有効回答数5161人の内訳は一般職(一般社員・係長)2746人、管理職(課長・部長)1600人、役員(役員・経営者)815人。
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